なら国際映画祭2010回顧展

海へALAMAR

海へ2009年/メキシコ/70分/英語・日本語字幕/MK2 配給
ストーリー

ローマで母親と暮らすメキシコ人とイタリア人のハーフの少年が、数日間メキシコの海で、父親と過ごす物語。都会で育ってきた少年にとって、個人で漁業を営む老人のもと、父とともに海で生活することは大きな変化となった。背景に広がるのは、世界第二位の広さを誇るメキシコのサンゴ礁。自然と人間とが共存する生活の中で少年が学んだのは、机に向かって覚える勉強の内容ではなく、体で覚える「生きる」ということだった。限られた時間の中で、父親は息子へ限りない愛を注ぎ、親子は笑顔で戯れる。しかし、別れのときは確実に近づいていた...。この作品は、極力言葉に重きを置かないことで、映像のクオリティをより際立たせている。また、ゆっくり時間の流れる海上バンガローに広がる青い海と、日焼けした肌のコントラストがなんとも美しい。環境破壊に対する非難を浴びせるような論争的な作品ではなく、人間の自然な一挙一動をじっとみることで、登場人物の心情を考えさせられる作品。なら国際映画祭2010最優秀賞(ゴールデンSHIKA賞)受賞。

9/17 18:30 奈良まちセンター市民ホール(google map 500円
スタッフ

〈Director〉PEDRO GONZLEZ-RUBIO
〈Screenwriter〉PEDRO GONZLEZ-RUBIO
〈Cinematographer〉PEDRO GONZLEZ-RUBIO
〈Editor〉PEDRO GONZLEZ-RUBIO
〈Producers〉JAIME ROMANDA / PEDRO GONZLEZ-RUBIO
〈Underwater Cinematography〉DAVID TORRES / ALEXIS ZAB

監督
ペドロ・ゴンサレス・ルビオ
プロフィール

ベルギーのブリュッセルで生まれ、ロンドン映画学校のコミュニケーションサイエンス学科と、フィルム学科の両学科を卒業。2005年から“TORO NEGRO”ドキュメンタリー製作に準ディレクターとして関わり、今作品が本人初監督の作品となる。この作品は、マイアミ映画祭や、モレリア国際映画祭など数々の大会で受賞。

なら国際映画祭2010回顧展

APE エイプ

監督:西中 拓史

監督:シン・スウォン

海へ

監督:ペドロ・ゴンサレス・ルビオ

チケット情報

種類 前売・当日 Pコード 内容
一回券 500円 558-230 各上映作品
パスポート 1,500円 463‐026 チケット引換所にてパスポートをご提示の上、ご希望の上映作品チケットと引換。
※『ふるさとを考える』は入場不可。

購入方法

電話予約
0570-02-9999(24時間受付)
※公衆電話や発信者番号非通知、一部携帯電話・PHS・IP電話は受付不可
インターネット販売
チケットぴあ(http://t.pia.jp/)
店頭販売
サークルKサンクス、セブン‐イレブン、ぴあのお店

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